伝統的な畳から縁なし畳に変えるだけで、お部屋の印象は大きく変わります。手軽にお部屋のリフォームが行えます。
もちろん、伝統的な本格和室にも対応しております。畳を変えるだけで、見違えるように立派なお部屋になりました。
現代の建築は、畳をはじめ木材、和紙、土等を用いていた伝統的な日本建築に比べて機密性が高く、意識的に温度や湿度の調節、換気等をする必要があります。畳は、素材となるい草の茎の内部がスポンジ状になっており、湿度が高ければ湿気を吸い取り、逆に低ければ湿気を放出する性質を持っています。
頭痛やめまい、吐き気などの健康被害を引き起こすシックハウス症候群。
その原因とされるホルムアルデヒドや、暖房器具の不適切な使用から呼吸器疾患やアレルギーを引き起こす二酸化炭素をはじめ、ダイオキシン、アンモニアガス、酢酸ガス等。畳は、それら様々な有害物質を吸収し、空気を浄化する働きを持っています。
い草は古来の日本では薬草とされ、煎じて飲むことで感染による炎症を抑える等の効果があると言われていました。
その後の研究により、い草にはサルモネラ菌、腸管出血性大腸菌O157、黄色ブドウ球菌をはじめとする多くの菌に対する抗菌効果があることがわかっています。日常生活では、足の臭いの軽減や水虫菌への抗菌作用等が期待できます。
い草は、森林浴で癒し効果をもたらす「フィトンチッド」や、アロマテラピーでも使用され、バニラエッセンスとしてお菓子にも用いられる「バニリン」など、リラックス効果の高い香り成分を多く含んでいます。
い草はスポンジ状の構造のために、適度な弾力があり、衝撃吸収性に優れています。また、音や振動も吸収してくれるので、フローリングに比べ室内や階下への騒音が軽減されます。
騒音が出にくく、転んでもケガをしにくい畳のお部屋なら、小さなお子様やお年寄りにも安心です。
小・中学生を対象に行われた畳教室とフローリング教室でそれぞれ簡単な算数の問題を解く実験では、フローリング教室に比べ、畳教室で正答率は1.9%、解答率は14.4%の増加が見られました。このことから、畳教室には集中力持続効果があると考えられます。
※北九州市立大学国際環境工学部准教授 森田洋農学博士による実験